環境にやさしいMAPKA®(マプカ)を使用した医療廃棄物容器
平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、この度弊社では、白い容器で使用されるバージン材の代替品として、環境にやさしいMAPKA®(マプカ)を使用し、試作を行いました。
下記にて、MAPKA®(マプカ)の詳細について記載させていただきます。
「MAPKA」は古紙を主原料として51%以上含有し、ポリオレフィン系樹脂をバインダーとして成形できる環境対応型樹脂代替製品です。
特徴1. プラスチックの代替品
プラスチック原料に微細な紙パウダーを混成させた新素材がMAPKAです。MAPKAの主原料はあくまで「紙」。世界でも類を見ない、MADE IN JAPANの新素材として“ポストプラスチック原料”と呼ばれるほどに注目されています。
特徴2. 低収縮・高剛性・耐熱性
MAPKAは、成形後の収縮性の低さや養生時間の短さ、その高い剛性および耐熱性から、工業用材料として幅広く活用されています。
特徴3. ナフサ原料使用量の削減
プラスチックを主原料とする製品の大半はナフサ原料から精製されていますが、有限なナフサ原料はここ15年あまり、投資・投機対象にもなった結果、価格が大幅に高騰。プラスチック加工業界やエンドユーザーを苦しめてきました。MAPKAはこのナフサ原料の使用量を削減することで、ナフサ価格の大幅な変動リスクを事前に回避しています。
特徴4. MAPKAの環境性能
燃焼カロリーが汎用の樹脂に比べ低くなることから燃焼炉をいためにくく地球にやさしい製品となっております。 MAPKA®を使用することにより、 一般汎用プラスチック (ポリプロピレン)と比べ温室効果ガスの排出量を約35%削減することが可能です。
→MAPKA®(マプカ)ページ(株式会社環境経営総合研究所サイト)
2022.07.12